こんにちは!小野です。
おすすめ塗料紹介シリーズ第9弾
VOL.9/蜜ロウワックス
こちら我が家の無垢のテーブル。
毎日毎日いろんなことに使っているうちに傷や汚れ、焼け跡などで可哀相な姿になっています。
そこで今回は、木材に使用すると表面に皮膜をつくり、適度なツヤと防腐の作用を発揮するという
こちらの『蜜蝋ワックス』を使ってメンテナンスしてみたいと思います。
蜜蝋ワックスは、無塗装のものに適しています。確認方法は簡単。家具等にに数滴の水を垂らし、
撥水性がなければ使用可能です。
恥ずかしながら、私は家具のメンテナンスは今回が初めて。どこまでお手入れできるか楽しみです。
それでは作業開始。
潤いがなく、かなりの乾燥状態のテーブル。
まずは、傷や汚れがひどくて気になるのでとりあえず拭いたり、ヤスリをかけました。
今回私が使用したのは蜜蝋ワックスのCタイプ。マーガリンのような感じです。
それでは、塗って行きますね!
ワックスをスポンジに取り、木目に沿ってまんべんなくすり込むように塗布していきます。
塗った時にベタベタするのは付けすぎなので、付けすぎたらうすーく伸ばして行きます。
塗っている側から、輝きが蘇って行ってます。
半分まできたところで、比較。こんなに違います。
塗装後、10分程度経過したら、乾いたきれいなウエスでふき取ります。
ふき取りが十分でないと汚れが付着しやすくなりますので、ここはしっかり行います。
乾燥するまでしばらく待ちます。
〈Before〉
〈After〉
輝きとツヤを取り戻してくれました♪
こんなに効果がわかりやすくて簡単ならもっと早くやれば良かったなあとしみじみ思います。
未晒し蜜ロウワックスの塗膜は「蜜ロウ」というやわらかなロウで膜をつくるため、
木ならではの働きをそのまま生かしてくれます。
また、木の内部にエゴマ油が浸透することで、木目が深くなり経年と共に木に表情がでて来るそう。
確かに。色味が深くなった気もしていますし、しっとりとしています。
食卓や子供が使う家具にも自然素材でできているので安心して使えるのも魅力。
蜜蝋ワックスメンテ、かなりオススメです。
注意点:塗装時に使用したウエスは、その環境によりごく稀に自然発火するおそれがありますので、使用後は必ず水に浸してから廃棄してください。